«フィギュアスケートとメディア で、漫画 その２»

「ブリザードアクセル」

まず、最初は「週間少年サンデー」に連載されている
フィギュアスケートを題材にした「ブリザードアクセル」（著：鈴木央）
について。
公式ページ


この漫画、神宮の無良コーチが監修されています。
なので、技術的なことや、採点方などで、かなり細かいところまでつっこんだ内容になっています。
初心者である主人公が、まず「１４０点」を越えるという課題があったり、後ろ向きに滑ることができないので、ジャンプの着地ができなかったり。



ただし、この主人公（吹雪）、持ち前のバネ、瞬発力を生かして
いきなり４回転半ジャンプ。が跳べます。（着地はできません）

いろいろあって主人公は、「人に注目されたい」のですが、遊びにいったスケートリンクで、４回転半を回ったことで、周りの人に喝采をあび、「フィギュアスケートって素晴らしいスポーツだ」となり、フィギュアスケートをはじめる。。。
ただ、当然初心者なので、多くの乗り越えないといけない壁が！！
という話なのです（超略）

漫画的なぶっとんだ技（４回転半）と、フィギュアの現実（お金がかかる、ジャンプだけではだめ、小さい時からやってないと厳しいという通例、などなど）が上手くミックスされていて、フィギュアスケートをよく知らない人でも、フィギュアの知識をとりいれながら、楽しく読めると思いますし、フィギュアスケートをよく見る人には、つっこみをいれつつ(笑）また深く楽しめる内容だな、と思います。

また、主人公以外にも、バレエの天才だけどスケートは初心者の友人（ビールマンスピンができちゃったりする）がいたり、某キャンデロロ選手がモデルではないだろうかと（勝手に）推測される、もと世界チャンプだという、変なガイジンコーチ、がいたり、他にも、めちゃめちゃ個性的な脇役（しかも、フィギュアに詳しいとその設定が、より面白い）がたくさんでてきて、とても面白いです。

最初は、ご都合主義の現実離れした話かと思っていたんですが、そんなことはなく。
しかも、先週辺りから、主人公がいよいよスケートを本格的に習う展開になったんですが、いろんな選手のキャラクターがでてきて、より面白くなってきました。
できれば、毎週、感想＆つっこみを書いていこうかと思います。

機会があれば、ぜひフィギュアスケート好きな方に読んでいただきたいです！